電話営業とリース

先日お会いした方から「ホームページはどこに頼むかが一番重要だ」と言われました。確かにその通りです。今は怪しいホームページ作成会社もたくさんありますから、消費者は自分の判断する目を養わなくてはいけません。ただ、僕らが本当に助けたいと思っているIT弱者の人ほどそういう悪徳な会社に食いものにされてしまうようで…。

まぁ、これが全てではないですけど、まず「電話営業」してくるような会社は避けた方が無難です。だいたい、出回っているリストに基づいて新入社員に電話をかけさせるんで、適当にいいことばかりを言いますし、とにかく契約を結ばせれば勝ちと思っている人も多いです。

そもそも、ホームページ作成会社が電話営業する必要ってあるんですかね?まるで「自社のホームページでは集客が出来ていません」と自分で言っているようなもんです。そんな会社に「あなたの会社の集客しますよ」と言われても…。

あと、注意して欲しいのはリース契約の会社です。まず基本的にホームページの作成というソフト的な内容だけではリース契約が出来ないはずですから、システムとか機材とかを組合わせて契約させようとするんですけど、そこまでしてリース契約にどんなメリットがあるのかと…お客様からしたら分割で支払えるとかがいいのかもしれませんが、それならローンでもいいじゃないですか。

じゃあ何故、悪徳な会社のほとんどがリース契約を結ばせようとするかと言いますと…リース契約は第三者契約だからです。つまり、ホームページ作成会社が言ったことをやらなかったり、契約と違うことになったとしても、裁判をしたら消費者が負けるんですね。何故ならば消費者はリース会社との契約になるからです。(実際に判例も出ています。)

ですので、悪徳なホームページ作成会社は良いことだけ言って契約さえ取ってしまえば後は知らない…となるわけです。実際、担当者もコロコロ変わります。「契約した時の営業マンは辞めました(本当はいるのかもしれませんが)」と言って、契約時の約束が反故にされるケースも多いようです。

別に「電話営業」自体と「リース」自体が悪いと言っているわけじゃあないですよ。そういう悪い使い方をしている悪徳なホームページ会社もあるというお話ですね。(「ホームページリース商法」で検索するといろいろな情報も出てくると思います。)ですから、冒頭の話に戻りますが「どこをパートナーに選ぶか」というのが非常に重要になるってことです。悪い会社に騙されることのないようしっかりと情報武装をして、きちんと同じ方向を向いて二人三脚で歩んでいってくれるホームページ会社を選ぶようにしてくださいね。

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