名付け

本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「ネーミング」についてのお話になりました。会社を起ち上げたり、何か団体を作ったり…そういう集まりの名称を決める際には、よくよく考えてつけなくてはいけないねというお話でした。

そうですね…特にその集まりがネットでの展開、例えばホームページを利用した告知や集客、戦略展開などを考えている場合には、ネットを意識してネーミングも考えていかなくてはいけません。

もちろん、愛着なども考慮して自分たちの好きなネーミングにすることは否定しませんが、ネーミングも戦略のひとつに位置づけることが出来ます。例えば「検索しやすい」ワードであることなんかもそう…難しいネーミングでは変換ひとつとっても不利になります。

また、「覚えやすい」「わかりやすい」ということも重要です。音であったり韻であったり、記憶に残ると言うことはブランディング戦略でも有効になります。ただし、その音から連想されるワードは、容易に想像できるものになっている必要はあります。

最近では、その集まりの「目的そのもの」を表しているネーミングなども増えてきました。会社名なんかで多いんですが、例えば「経理サポート本舗」とか「引っ越しお助けカンパニー」という会社名なんかがそうですね。(左記の会社名は架空の名称です)

ちなみに、これの顕著なものがホームページ(サイト)名になります。サイト名というのは、そこを運営している会社名にしなければいけないという決まりはありません。逆に「お掃除ヘルプ.com」とか「無添加野菜販売所」とか、サイトの目的が明確にわかるようなサイト名だと訪問者に直接的に訴えかける事が出来ますし、SEOなんかでも有効に活用できます。

ネーミングはただ単に好きなものに決めればいいとも思いがちですが、実は色々な要素を加味しなければいけなかったりもします。特にネットでの活動を考えていくなら、色々と検証もしながら本当にじっくりと考えた方がいいですね。

コメント

  1. ch-Z より:

    名前はよく考えてつけないといけない…自分もそう思います(>_<)特に元あった名前を変えるのは慎重にいくべきだと思った経験があります。
    昔勤めていた会社では、経営者の思いつきで突然社名変更(短い日本語から長い横文字に…)して、社内でも社外でも混乱を招いた事がありました。長くやっている会社なので、当然といえば当然ですが…
    新しい社名も長い年月をかければ浸透するだろうということで、電話ではしばらく「新しい社名+元の社名」と名乗るようにと指示があり、4年位それを続けましたが「名前が長いから電話で混乱する」という理由で、元の社名に戻す結果となりました(°_°)
    社名変更したい意思とか、名前に対する思いがはっきりしていればまた結果は違ったかもしれませんが…
    以前こちらのブログで軸のお話をされたと思いますが、それに繋がってくるのではないかとf^_^;
    ちょっと今回の名付けの話から逸れてしまったかもしれません…そして長文失礼致しましたm(._.)m

  2. folksworks より:

    既にある名前を変更する時なんかは、新しく名前を作る時よりももっともっと考える必要がありますよね。「何のために名前を変更するのか」←ここのビジョンがしっかりしていなくては、ch-Zさんの以前の会社のようにまた元に戻すような事態に陥っちゃうような気もします…。

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