本人が書くべき

変わった営業電話がかかってきました。「ブログの記事を代わりに書きますよ」という営業電話だったんですが、要は代筆業って事ですね。でも、だいたいこういうのはとってつけたような記事の使い回しだし、記事には心や想いがこもりません。

想いがこもらないって事は、その人の「個性」が出ないって事です。「個性」が出ないって事は、親近感も湧かないし、親密感も沸かないって事です。

こういうのは本人が書くからこそ意味が出ると言うか、「伝わる」文章になるんですね。やはり、その商品なりサービスの事は扱っている本人が一番良くわかっていますし、そこには愛がこもります。だからこそ、(専門家にリライティングしてもらうにしても)せめて原稿は自分で書いた方がいいんですね。

しかも、実際にお客様と会う機会がある商売の場合は、実際に会った時にブログなどから感じる人間性とギャップが出てはいけません。ブログを見ている人は何度も読んでいるうちに、その人に「会った事がある」気になってしまいます。それが親近感の入り口なんですが、その時にブログの人間像と実際の人間に違和感が生じてはいけません。そういう意味では、ネット上でもあまり自分を作りすぎない方がいいんですが、まぁそういうのはどこからとなくにじみ出るものです。

ブログでも日記でも本人が書くからこそ味が出ますし、本人が書くからこそ何回も見に来てくれるリピーターが発生するんです。楽をしようとすれば、それは反応にも関わってくるって事です。

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