得より徳

ビジネスを長くやっていると、いわゆる「得」にならないような仕事が舞い込んでくることもあります。要は利益に絡まないというか、実利が見込めないようなものですね。

それがお金であるにしろ何にせよ、基本的に人は「何かしらの対価」を求めて行動を起こす生き物です。ですので、そういうあからさまに対価が見込めないような案件は動かない(受けない)人も多いです。

でも…損して得取れじゃないですけど、一見「得」が無いような案件でも、長い目で見れば得になるようなものもあります。例えば、そこから仕事が広がるとか、つながりたい人につながるとか、広報活動やアピールをしてもらえるとか…要は、なんらかの情報ハブに絡むような案件は損得勘定抜きで動いてもいいんじゃないかと思います。

それから、「得」はしないけど自分の「徳」につながるもの…こういうものも損得勘定抜きで動くべきだと思います。何故なら、それは自分自身を成長させるものだから…。それは最終的に必ず自分の「得」へとつながるはずです。

ビジネスをする以上、損得は計算しなければいけませんので「甘い」と言われるかもしれませんが、でも時には損得勘定抜きで動いてみるのも考え方の転換が出来ていいのではないかと思います。

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