伝えるライティング

ホームページは情報の塊です。情報というものはきちんと「伝わら」なくては意味がありません。間違って伝わったり、何を言っているのか分からなければ、情報として載せている意味がないからです。

ホームページできちんと情報が伝わるかどうかは、まず「文章」をきちんと読んでもらえるかということになります。それから、その文章を読んだ人に真意を「理解」してもらえるかということになります。

基礎的な話としてよく言われるのが「小学生レベルでも理解できる内容」になっていなくてはいけないということです。これは「老人でも理解できるように…」と言われることもありますが、言ってることは一緒ですね。要は、理解力の足らない人にも「わかりやすく」なっていなくちゃいけないってことです。

そのためには、難しい言いまわしや業界用語・専門用語なんかは絶対に避けなくてはいけません。会社やお店側にとって常識でも、お客様にとっては常識ではありません。

例えば…「クロック」という言葉を知っていますか?これ、パソコンの周波数を表す言葉なんですが、パソコン業界では常識なんですね。でも、普通の人には何のことやらわかりません。「このパソコンはクロックが6GHz…」という説明が書いてあったとしても、お客様の心には響かないんですね。心に響くのはそれよりももっとわかりやすい言葉…お客様の立場に立った言葉になります。例えば「画像や動画をたくさん扱う人にも最適」とか「重い動画もサクサク動きます」と書いてあった方がお客様に理解してもらえるということですね。

簡単に言えば、「自分が言いたいことを単に書いてあるだけじゃダメ」っていうことです。「自己満足」とか「自分本位」じゃダメってことですね。自分だけが理解できればいい…じゃなくて、きちんと相手の方を向いて、読み手にとって優しい文章を心がけるといいですね。

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