内を見つめる

先日お伺いしたお客様のところで「最近の若者」の話になりました。その方いわく「今の若い人は自分中心というか、自分だけ良ければいいという人が多いように感じる」ということでしたが…確かにそれはあるかもしれませんね。

まぁ若者に限定してしまうと語弊があるかもしれませんが、理由を外に求める人って意外と多いような気がします。常に言い訳を探していたり、責任を他人に押し付けたり、自分の権利ばかり主張したり…とかですね。あ、権利は主張してもいいと思うんです。でも、義務を果たさずに権利だけを主張する人って多くないですか?

そういう人って、だいたい問題の原因を「自分の外」に求めるんです。自分本位というか自分中心というか、とにかく「自分は正しい」と思い込んでしまうんですね。でもね、何か問題がある場合、その原因は「自分の中」にあることも多いんです。そこを見つめずに、理由を外にばかり求めてしまうと人間的に成長していけません。

神社って「鏡」が祭ってありますよね。あれは「神頼みにせず自分を見つめろ」って意味だと思っています。「かがみ」から「我」をなくすと「かみ」になりますよね。

何かあった場合、まずは自分の内面をきちんと見つめる…自分自身に原因が潜んでいないかをまず最初に考えるべきだと思います。結構な確率で自分の中に原因が落ちていたりもしますよ。

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