良いところだけ…

この国の政治は粗探しの応酬というか悪口合戦というか…与党と野党がお互いの欠点や失点のみを国会でつつきあってるだけのようにもに見えます。「アベノミクスなんか完全に失敗だ」「民主党時代よりはマシだ」なんて声があがったりもしますが、でもアベノミクスにだっていいところはあるし、民主党だからこそできた部分っていうのも必ずあると思うんです。

そういう「良いところ」にはなかなか目を向けないんですね。でも、良いところは良いところとして素直に認め合えばいいんじゃないかと…ネガティブな論戦をするよりもお互いに認め合って、良いところを残しつつポジティブな論戦をしていけば、政治なんて悪くなりようがないと思うんですけどね…。

認め合う事さえ出来れば、その先にあるのは「いいとこ取り」です。お互いの良いところばかりをどんどん残していけば、日本という国は悪くなりようがないかと…まぁそんな簡単なもんではないと思いますが、相手の足をつかんで引きずりおろすようなことをするよりも、手と手を取り合って少しでも先へ歩みを進めた方が、ぜったい日本のためになると思います。

まぁ、これは政治の話だけじゃなくいろいろなことにも当てはまるはず…議論している場で何か自分の意見を言わなければいけないとしたら、単に賛同するよりも批判した方がたくさんの意見が出やすいです。だから、まず批判から入ってしまう人が多いのも頷けます…その方が楽ですから。

でも、まずは認めるべきではないかと思います。批判(=反対意見)も大事ですけど、それが的を得ているものなんてごくわずかです。それよりも、良いところを見出してそれをブラッシュアップしていく方がより建設的です。相手を認める、相手を尊重する、相手と手を取り合う…これこそがより良い道へと向かえる最初の一歩のような気がします。

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