ネガティブSNS

先日、自分が以前に行って気に入ったお店があったんで、友人を連れて行ったんですね。そうしたら、メニュー数が減ってて、1皿の量も減ってしまっていました。なにか理由があってのことだとは思いますが、そこはボリュームも売りのひとつだったのでちょっとガッカリ…友人にも驚いて欲しかったんですけどね。

で、そのお店が「SNSで写真を投稿してくれたらドリンク1杯無料」っていうのをやっていたんですが…これ、SNSへの投稿を促すことが逆効果になってるなと思いました。

人が行動するのは基本的に驚いたときです。わかりやすくいえば、良くも悪くも「期待を裏切られた」時です。いい意味で期待を裏切られた時は問題ありません。ポジティブな言葉と共につぶやいてくれますから。

でも、悪い意味で期待を裏切られた時は、ネガティブな言葉と共につぶやきがちです。そうすると今回のような場合は、露出とか良い口コミを狙ってのSNS誘導だったとしても、それが逆効果になってしまうんですね。

「ただSNSに誘導すればいい」という戦略はもう死んでいます。先にあげた「ドリンク1杯無料」なんて今でもやってる店は多いですが、ほとんど効果はありませんよ。せっかくSNSを使わせるんなら、もっともっと考えて戦略的に「使わせて」いきたいですね。

コメント

  1. 柳生なんじゃそら斎 より:

    これ、他でもよく経験しますね。
    みんなよく知っている場所では、北近江リゾートですかね。
    かつては、エビフライ取り放題、メニューも沢山あって、あんなに豪華だったのに…
    エビフライは衣だけが豪華になって…メニューの数もかつての時代には及ばず…
    こうなると、以前を知っている人はもう行く事は無いですものね…(;´Д`A “`

  2. folksworks より:

    変化することは大事なことですけど、以前より悪くなってしまった(とお客様が感じる)場合はアピール方法を考えないといけないってことですよね。思考停止になっているお店をよく見ますが、もったいないと思います。

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