AIを活かす その1
今後、生成AIを活用して行こうと考えている会社も多いのではないでしょうか?でも、「どこから手をつけていいのかわからない」「そもそも自社に活かせるのかどうか…」と、前に進めない会社も沢山あると思います。そこで、「自社でAIを活用するために何をすべきか」という視点で、少し解説をしたいと思います。
AIを活かすためには、まずAIを理解しなくてはいけません。まずやるべきことは、「言葉の理解」です。これはどの分野でもそうですが、その分野での専門的な言葉というのが存在します。この言葉の意味が分からないと先に進めないので、まずはベースとして専門的な言葉の意味が分かるようになってください。
例えば、Embedding(エンベッディング)って何かわかりますか?これは、ディープラーニングを使ってベクトルを作成するプロセスのことです。…なんのこっちゃですよね?この説明文の中だけでも「ディープラーニング?」「ベクトル?」とわからない言葉が出てくると思います。
そういうのを1つ1つ掘り下げて理解して行くと、元の言葉の意味もなんとなく分かるようになると思います。(専門用語の言葉の理解は「何となく」で構いません。)
で、Embeddingっていうのは結局「埋め込み表現」のことで、テキストや画像、音声などの様々なデータをAIや機械学習モデルが処理しやすいように数値ベクトルに変換する技術のことを指していることがわかります。
こんな感じで、専門用語が理解できていくと、関連する情報の意味が見えてくるようになりますので、まずはAIの「専門用語の意味を知る」ことから始めるといいのではないかと思います。