AIを活かす その3

AIの技術用語にもいろいろありますが、自然言語処理AIでの代表的…というかベースとなるものに「LLM(大規模言語モデル)」というものがあります。LLM(大規模言語モデル)は人工知能の一種ですが、自然言語処理(NLP)と呼ばれる分野で一般的に使用されます。

簡単に言うと、LLM(大規模言語モデル)は生成AIの一部です。テキストを読んだり生成したりする能力に長けていますが、単語や文章の生成に特化しているため非テキストデータ(画像や音声など)の処理には制約があります。ただ、生成AIにはそれぞれに特化したものがありますので、数値、音声、画像など他の生成AIと組み合わせることで、より応用的な活用が期待できます。

LLM(大規模言語モデル)はあくまで文章作成などの自然言語処理を得意としていますので、例えば「文章の生成」「質問への回答」「文章の要約や翻訳」「コンテンツの制作」「プログラミングのコード生成」などでの活用を考慮するといいですね。

(最近ではいわゆる「独自LLM」と呼ばれる、企業が自社で独自に開発する大規模言語モデルも一般的になってきています。これは、固有の業務に特化した活用を目指したり、情報セキュリティ的な意味合いがあったりもします。)

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