AIを活かす その4
「AIを活かす その3」のLLMの説明の中で、「自然言語処理(NLP)」という言葉が出てきました。そもそも、この言葉の意味を説明しておかなくてはいけませんね。まぁ、なんとなくニュアンスでわかると思いますが、簡単に言うと「言語を自然に処理」する技術のことです。
NLPってのはNatural Language Processingの略なんですが、ここからもなんとなく意味合いがつかめますよね?コンピュータが人間の言葉を理解して処理するための技術のことになりますが、これはAIの核となるもの…コンピューターが人間により近づいていくものになります。
自然言語処理(NLP)を突き詰めていくと、コンピューターが「言葉の意味を理解する」ことができるようになります。つまり、「夏は暑い」という文章を単なるテキストと捉えず、「夏は暑いもの」と理解できるようになります。
また、「文章を作る」こともできるようになります。与えられた情報に基づいて文章を自動的に生成することができるようになりますので、例えばあるトピックについての記事を自動生成することができるようになります。これらのことがベースとなり、最終的には人間の「質問に答える」ことができるようになります。ここまでくると、より人間に近い感じがしますね。
要は、自然言語処理(NLP)というのは「コンピュータが人間の言葉を読んだり、話したりすることができる」ようになる技術のことで、近未来では「人間の感情」も理解できるくらいにまで進化しているかもしれませんね。(一昔前のSFの世界が近づいています。)