スタッフの育成問題

先日あるお客様から「スタッフの育成がすごく大事だ」という話が出ました。要はNo.2のような存在の話なんですが、右腕というか、ある程度自分の仕事を代わってやってくれるような存在ですね。

でも、こちらのお客様が危惧しているのは「質の低下」なんです。いくら同じことをしたって、そこには必ずレベルの差が存在します。こちらのお客様は今の自分のレベルを絶対に落としたくないので、任せたことによってそこが落ちるのをすごく危惧しているんです。

…これ、すごく気持ちはわかります。僕自身もどちらかと言うと全部自分でやりたい…というか、自分が受けたものは自分が責任を持ってやりとげたいんですよね。「任せること」がすごく大事なことってわかってはいるんですが、そこに「妥協」が生まれるのは嫌なんです。

こちらのお客様も「今お客様からいい声ばかりもらえているのは、今の自分の姿勢だからこそだと思っている」と仰っていましたが、確かにこの方のお客様への向き合い方は半端なもんではありません。そりゃ、お客様の信頼感も高まるはずですよ。

まぁ…これはものすごく難しい問題だと思います。いくら対応を一元化したって、いくらスタッフを教育したって、いくら想いを共有したって、そこには必ず「個々の差」が出てきます。その差が上方に働けばいいんですけどね…。

ただ、自分1人でできることなんて限りがありますんで、時間がかかっても自分の右腕を育て上げ、そして少しずつでもいいので仕事を割り振っていくことが必要かなと思います。

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