いよいよ日本も「消費者アラート」

GoogleMAPのクチコミって、参考になったりならなかったりしますよね。まぁ、これはAmazonとかのクチコミでも同じですが、要はサクラやステマ、やらせなど不正なクチコミ評価が横行しているためです。

先日の記事で書きましたように「利益を提示しての口コミ誘導」については完全にアウト扱いになっていますが、それでも不正なクチコミ集めは減っておりません。これが不正だという、認知が低いせいもあると思います。

で、自作自演のクチコミなんかも未だ多いわけでが、Googleがやっとそこにメスを入れてきました。これは「消費者アラート」と呼ばれるものですが、AIが不正パターンを検知して怪しいクチコミを自動削除した後、参考にしようとするユーザー向けに「今は削除されていますが以前に不正なクチコミがありました」という警告バナーを表示するというものです。

これはすでに米国、英国、インドで導入されていますが、それがいよいよ日本にも導入されます。今月からという話なので、もしかしたらすでに表示されているものもあるかもしれません。

この「消費者アラート」に該当すると警告バナーが表示されるほか、一定期間クチコミ投稿ができなくなったり、クチコミが非表示になったりするようです。これはGoogleMAPのクチコミに頼って集客していたお店にとっては痛手ですよね。(まぁ自業自得なわけですが…。)

実は僕自身も「報酬を払うのであるお店のクチコミを書いてください」という依頼を受けたことが何度かありますが、「これガイドライン違反だよな」と思いながら無視していました。そういうのを請け負う会社があるようですが、お店側もそういったものは決して利用しないようにすることが大事です。

じゃないと、取り返しのつかないことになりますよ。

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