広告ウィルス

先日新聞でも紹介されていましたが、今は「見るだけで感染するウィルス」ってのが存在します。いわゆる広告型のウィルスになりますが、これは「正規のホームページ」を表示しただけでも感染するやっかいなものです。

正式名称は「不正広告(マルバタイジング)」と言いますが、要は悪意のある第三者がウィルスを感染させるような不正な広告を作成し、「ネット広告」として表示させるというものです。今までは「おかしなサイトへ行ってはいけないよ」「変なリンクはクリックしないでね」で済んでいたのが、今では「正しいサイトを見ただけで感染するようになってしまった」ということになります。これは厄介ですね。

この不正な広告は大きく分けて2パターンあります。1つはクリックすると発動するもの…要は広告そのものが不正サイトや詐欺サイトにリンクしているというものになります。フィッシングサイトなどに誘導され、個人情報を抜かれるパターンですね。

そしてもう1つが厄介なのですが、広告を表示しただけでウィルスに感染させられるというものです。これは正直セキュリティソフトくらいしか防御策がありません。(まぁ広告会社も対策はしてくるでしょうけどね。)

こうなってくるとセキュリティソフトの重要性が増してくるのですが、パソコンにセキュリティソフトは入れててもスマホにまでセキュリティソフトをいれている人は少ないと思います。でも、スマホはいわば小さなパソコンです。感染する危険性はパソコンより高いかもしれません。

スマホもパソコンの一部と認識することが大事です。セキュリティ対策をきちんとして、WEBでの操作には細心の注意を払うべきですね。

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