価格の前にあるもの

「価格じゃない、価値を売り込まなくちゃだめですよ。価値の対価が価格になりますから」ってのは、マーケッターによく言われることです。これは言い換えれば「価格では勝負しない」方がいいってことです。

いや、正確に言うと「値下げ競争には参入しない」ってことですね。お客様がその商品なりサービス自体の価値、もしくはなんらかの付加価値をきちんと認めてくだされば、ヘタすると定価でも勝負できます。

これは会社側からすると「自信を持って提示できる価格」と捉えることもできます。ただ…これをきちんとお客様に理解してもらうためには、「なぜその価格なのか」をきちんと伝えて、お客様に共感してもらわなければいけません。つまり、先にあるのは「想い」の部分であり、それがきちんと「伝わる」ってことが大事なんです。

そのためにホームページだったりSNSだったり、それこそ雑誌やパンフレットなどの紙媒体もそうですが、情報を伝えるための媒体が大切になってくるわけです。でも、「価値を伝える」ということをきちんと理解した上で情報発信していないと、結局有効活用できないまま終わってしまうんですよね…。

「その商品(もしくはそのサービスやその会社)にはこれだけの価値がある」と思えるからこそ、お客様はその価格を支払います。だからこそ、伝えるべきは「価値」になるんですね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。