ハイエナのごとく

先日お伺いした新規オープンのお客様のところで「ホームページの営業電話がいっぱいかかってきた」というお話を聞きました。いったいどこで新規オープンの情報を見つけてくるんでしょうね…その情報能力の凄さには驚きます。

ただ、こちらのお客様は既にプレオープン(オープン前のご案内)のホームページがありますので、いかに「見てないか」ってのがわかりますね。ホームページは既にあるわけですから。

まぁこういうのは営業リストに基づいて新人が手当たり次第に電話かけまくるのがセオリーですから、そういう下調べなんてしないのが当たり前です。数打ちゃ当たるの世界で、1発でも当たれば成功なわけです。(こういうところの作成費はそれだけ高いってことです。)

そして、特にこういう電話営業で注意しないといけないのは、「リース契約」を結ばせる場合が多いってこと…基本的にホームページの作成でリース契約は結べないはずですが、タブレットなどのハードと抱きかかえにしてでもリース契約を結ばせようとします。それは何故かって言ったら…逃げれるからです。

リース契約ってのは第三者契約ですから、お店や会社はホームページ作成会社とではなく、リース会社と契約を結ぶ形になるんですね。つまり、ホームページ作成会社が約束した通りのことをやってくれなかったり、極論夜逃げされたってリース会社との契約は破棄にならないわけです。つまり、契約期間中ずっと(通常は3年とか5年)お金を払い続けなければいけないってことです。

きちんとお客様の方を向いている作成会社だったら、こんな契約を結ばせようとはしません。きちんと毎月対価という形で受け取ればいいわけですし、何年分ものお金を先に受け取る理由なんて無いはずなんですよね。(あ、自転車操業の会社だったら理由になりますね…。)

いずれにしても、電話営業のホームページ会社とかSEO会社は怪しいところが多いので、契約前に「その会社名 + 詐欺」とか「その会社名 + 評判」とかで検索して、ネットでの評判を事前調査することを怠らないようにしてくださいね。

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