元も子もない…

ソースネクストの管理するWebサイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報が流出した模様です。まぁ、不正アクセス自体は今までにもたくさん事例がありますし、完全に防げるかと言えば難しい側面もあるのですが、今回何が問題かというと…ソースネクストってセキュリティソフトを販売している会社なんですよね。

まぁ、ソースネクストは販売を請け負っているだけでおそらく開発は別だと思うんですが、それでも世間からは「セキュリティソフトを作っている会社が…」って目で見られます。これは致命的なダメージですよね…。

実際に自社の製品を使っていたのかも不明ですし、そもそもどういった手段で不正アクセスされたのかが判別されないとセキュリティソフト自体に問題があるのかもわかりませんが、間違いなく今後は嫌厭されますし売り上げも落ちるでしょうね…。

そもそも、不正アクセスってのはWEBサイトの改ざんが目的のものがほとんどだと思いますが、これはWEBサイト自体やサーバー自体が抱える脆弱性が原因であったり、管理者のパソコンが感染してFTP情報が抜かれることが原因であったりするか、どちらかが原因であることが多いです。

で、一旦不正アクセスできてしまったら後は好きなようにWEBサイト(ホームページ)をいじれてしまうので、不正コードを埋め込んで詐欺サイトへ転送させることも、クレジット情報を第三者のサーバーへ転送させることも何でも出来てしまいます。

ですから、WEBサイトを構築する際にはセキュリティにも考慮しないといけませんし、管理者パソコンのセキュリティにも最大限注意をしなければいけないんですね。バイト感覚で安くホームページの作成を請け負う人もいますけど、そういう知識があるかどうかってのも大事な部分ですよ。

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