個の問題が全体に及ぶ

先日お打ち合わせをしていたお客様と「従業員のネットリテラシー」についてのお話になりました。いわゆる、スタッフによるネット対応に関する炎上リスクのお話ですね。このあたりは1人でも意識が薄いスタッフがいると会社全体に被害を及ぼしますので、教育を徹底しておく必要があります。

これは企業の公式SNSでの発信だけの話でもなくて、スタッフ個人としての発信でも注意しなければいけないということです。何故ならば、今はいたるところで色々なものが密接に絡み合っていますので、すぐに身元が特定され所属企業などまで明らかになってしまうからです。

ネットに発信するということは、全世界に情報を発信するということになります。どこの誰に見られるかもわかりませんし、1人の起こした行動=その会社の姿勢と認識されてしまう事態も発生しています。

これはモラル的なこともそうですが、意見が分かれるような発信はあまりすべきではありません。よく言われるのは「政治的な発信」なんかそうですね。要は「敵を作るような発信」は極力すべきじゃないってことですね。どこに火がついて、どこから燃え広がるかわかりませんから…。

これはもちろん会社が絡む場合の話とはなりますが、会社のトップとしてはスタッフの発信ひとつにも目を配らなければいけない時代になっていますし、もっと言えばおかしな発信をさせないような社内教育を事前に徹底しておく必要がある時代ってことです。

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