想像する力

先日お打ち合わせをしたお客様のところで「イマジネーション」についての話になりました。イマジネーション…想像力ってのはいつでもどこでも必要になる能力です。お客様の対応、何かの提案、同僚との意思の疎通…ビジネスだけじゃなくても家族との対話や将来の事を考える時だって必要でしょうし、リスクマネジメントにおいても大事な能力になります。

ことビジネスの世界では、これを「対応力」と言い換える事も出来ます。どれだけ事態を想定し、どれだけの未来を想像できるか、そしてそれに対する対応をきちんと用意できているか…この選択肢が多ければ多いほど「できる営業マン」とお客様の目には映ります。

要は、お客様から言われるであろう、要求されるであろう事を全て想像し、何が来ても大丈夫なように先に武装をしておくんですね。たまには想像外の事態もあるかもしれませんが、それでも想像の数を増やせば増やすほど大抵の事には対応ができるようになります。

僕なんかは小心者ですから、とにかくありとあらゆる事態を想像します。そして準備できる資料を全て準備した上で、お客様との打ち合わせに臨みます。だから、お客様から「何でも知っている」と勘違いされる事も多いんですが、実はあらかじめ準備しているだけなんですね。

この「想像力」は、生きていく上で不可欠な能力なんじゃないかと思います。今の若い子なんかは「これをやったらどうなるか」を想像できない(しない)んで、凶悪な事件を起こしちゃったりもするし、刹那的に生きちゃったりもするんじゃないかと…。

想像する力は、きっと「思いやり」の心にも通じます。相手の事を色々と想像できれば、相手の立場でモノゴトを考える事もできるからです。いろいろな場面で「想像力」を活かしていきたいものですね。

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