AIを活かす その7

AIはあくまで今までの知識やデータを利用するだけであって、0から1を作るわけではありません。そういう意味では、AIもまだまだ万能ではないというか、常にどこかのデータを参照しているわけなんですが、生成されたデータは必ず内容の信ぴょう性や信頼性をチェックをすることが必要になってきます。

例えば、WEB上に誰かが著作権を侵害しているデータをアップしていた場合、そのデータを参照元として使う可能性もあるってことです。著作権を侵害したデータがWEBにアップされていても、そのデータが著作権を侵害しているかどうかは(今のところ)AIは判断できません。

つまり、生成AIを利用したとしても、最終的には必ず人間が判断して最終決定しなくてはいけないってことになります。最終的にはあくまで人間の責任であって、AIの責任にはできないってことを頭に置いておかなくてはいけません。

これはつまり、自分の専門分野で生成AIを使うのは有用だけど、自分の知らない分野で生成AIに頼るのはリスクが高いってことになります。なぜならばチェックができないから…自分の専門外だとAIの間違いを指摘することができないからです。

間違いに気づくことができる分野での利用にとどめておくということが、今現時点での生成AIとの向き合い方としては正しいような気がします。

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