伝える・伝わる

本日はあるお客様とかなり濃いお打ち合わせを3時間みっちりとしてきました。その中で「社内の意思疎通」についての話題になったんですが、意思の疎通って難しいですよね…。

それこそ「コミュニケーションの不足」って言うのが一番の問題であるケースが多いんですが、コミュニケーションを密にしていても避けられない問題もあります。それが「伝える」能力と「受け取る」能力の問題…。

意識を共有させようとした時には、受け取り側の意識レベルが一番重要になります。要はその人に受け取る意志がなければ、言葉は何も響きません。どれだけ重要な情報でも、受け止め側の意識ひとつで脳にインプットされるか、そのまま垂れ流しになるかが決まるんです。

でも、実は伝える側の問題もあって、「ただ伝える」だけでは伝わらない事も多いです。要は伝える努力をしなければいけないというか、思うがままに言葉をぶつけるのと、きちんと伝えようとするのは違うと思うんです。相手の状況も見据えた上で、きちんと「伝える」ようにしなければいけませんし、伝わったかどうか見定める必要もあります。

自分の思うところがきちんと相手に伝わっているかどうかは、それこそ何回も言葉を重ねるしか確認する方法はありません。「言葉」は自分の意志を伝えられる素晴らしいツールですが、「言う」だけと「伝える」のでは大きな違いがあるという事をきちんと理解しておく必要があります。

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