ETじゃないよ

先日ある方から「SEOってキーワードが多い方が有利ですよね?」って言われました。…いや、違いますよ。確かに、十年以上前はそういう時もありました。キーワード率が有効だった時代ですね。そこから被リンクが有効だった時代を経て、今は全く違う次元の時代に突入しています。いわゆる「E-A-T」ってやつですね。

「E-A-T」ってのはそれぞれあるキーワードの頭文字を取ったものです。それは「Expertise」「Authoritativeness」「Trustworthiness」になりますが、それぞれ「専門性」「権威性」「信頼性」という意味合いになり、これが今のGoogleアルゴリズムでは重要と言われています。まぁ当然と言えば当然の指標ですし、これ以外にも数百の指標があるのでこれが全てというわけでもありません。

じゃあ「E-A-T」を高めればSEO的に有利になるかというと…そもそもが「E-A-T」を高めるテクニックなんかありません。何故ならば「E-A-T」においては、技術的なことよりも「いかにユーザー目線になっているか」という視点が大事だからです。

一番大切なのは、ユーザー(訪問者)にとって有益な情報であるかどうかってことと、それが専門家(プロ)視点での意見やアドバイスになっているかってことです。そして、サイト全体がきちんと信頼性を高める作りになっているかどうかってこと…権威性なんかは後からついてきますので最初から求めるものではありません。

もちろん今後アルゴリズムの変更でこういった概念が(SEOにとって)変わる可能性はありますが、SEOに関係なくこれらは反応を取る上でも大事な概念ですから、これらの概念を頭に置きつつサイト作りを進めるといいと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。