検索意図を考える

SEO(検索エンジン上位表示対策)をする場合、キーワードの選定がものすごく大事になってきます。基本はビッグキーワード数個とマイナーキーワード多数を組み合わせながらロングテールSEOもしっかりと対策していくのですが、この場合もキーワードを細分化しながら選定していきます。

で、そのキーワードの選定についてですが…弊社では基本的に3つの検索意図に分けて考えていきます。それは「情報検索」と「購入検索」と「指名検索」です。(これは、元々はクイーンズランド技術大学等の考え方によるものです。)

「情報検索」ってのは、「知りたい情報そのもの」を話し言葉のような感じで検索するものです。例えば「売上台帳の書き方が知りたい」とかですね。要は、自分の抱えている不安や不満を解消するために検索するようなものですので、これらのキーワードで検索された際にはきちんと「それらの不満や不安が解消されるような情報」が載っているページが表示されるようにしておく必要があります。

「購入検索」ってのは、何かを購入したりサービスを利用したいと思った時に検索するものですね。例えば家を建てたいと思った時に「家 犬山 新築」などと検索するものです。複数のワードを組み合わせてより具体的に検索をしてきますので、より見込みの高いお客様がアクセスをしてくると考えなくてはいけません。

「指名検索」ってのは、要は指定キーワードです。企業名であったりブランド名であったり商品名であったり…もうそこに狙いを絞っている方がピンポイントで検索をしてくるやり方ですね。ですから、すぐに行動に結び付けることができるようなページに誘導してあげるのが、成果も出やすいといえます。

全てのキーワードで検索結果に出てくるようにしておくのはもちろんですが、大切なのは「それぞれの検索キーワードでお客様の購入ステージが違う」ってことです。情報検索している人にいきなり売り込んではいけないですし、指名検索している人に情報を与えてもいまさら感があるってことです。(まったく無意味だとは言いません。)

SEOにおいてはビッグキーワードだけを追いがちになりますが、上記の3つの検索を考えるとマイナーキーワードの大事さにも気が付くと思います。

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