ペルソナって

先日、あるお客様から「ペルソナってなんですか?」って聞かれました。なんかどっかのセミナーに出て、そういう話が出たらしいです。まぁ、本当はそのセミナー内で詳しい説明があるべきなんですが、わかっているもんとして説明が進んでいったそうです。

セミナーもホームページと同じで、わかり難い用語とか専門用語はなるべく使わずに説明した方がいいんですけどね…。まぁ、簡単な話をわざとしち難しく語る講師なんかもいますけど。

で、ペルソナっていうのは、すごく簡単に言うと「顧客像の具現化」です。ターゲット層と同じような意味合いになりますね。ペルソナもターゲット層もマーケティング用語ですが、両者ともほぼ同じ意味になります。

違いは…ターゲット層よりも、ペルソナの方がより細かく顧客像を設定するってことですね。その商品やサービスを利用している顧客像を設定する時に、ターゲット層は概要程度…例えば「20代男性、研究職」程度だけだったのが、ペルソナでは「29歳男性、愛知県名古屋市在住、賃貸マンション居住、名古屋大学理工学部卒業、薬品メーカーの研究職、3人兄弟の長男、ドライブが趣味、彼女アリ、TwitterとInstagramを利用」など、かなり具体的に設定をすることになります。

これにより、より具体的な人物像を想像できることになりますので、そこにどう売り込んでいくか、より具体的な戦略が立てられることになります。また、チームを組んで対応している場合は顧客像をブレなく共有できることにもなります。

大事なのは…適当に設定しないってことですね。あくまで本当のユーザー像に近づける=データに基づいた人物像にすることと、そこにズレが生じていないか定期的に確認することです。ここがズレてると戦略も的外れなものになってしまうので、反応を取るためのベースとなる大事な部分がペルソナの設定ということになります。

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