ベネフィット

ホームページを訪れる人って、実は「商品やサービスそのもの」を探しに来ているんじゃないんですよね。それよりも、自分の持っている悩みや問題点を解決してくれる「何か」を探しに来ているのです。

ということは、最終的に求めているのが何なのかと言いますと…その悩みや問題が解決した「自分の幸せな未来=良い結果」なわけです。そこをきちんと頭の中に描かせることが出来れば、金額は大きな問題ではありません。何故ならば、人は本当に自分に必要なものであると判断したならば、そこにきちんと対価を支払うからです。

そこでキーになるのが「ベネフィット」という視点です。これは直訳すると「利益」や「恩恵」などの意味になりますが、要は「商品やサービスから得られる良い効果」のことです。

例えば、参考書そのものを買うのが目的ではなくて、その参考書を使って成績を上げたいというのが本来の目的のはずです。良い機械そのものが欲しいのではなくて、その機械を使って作業効率を上げたいのが本来の願いだったりもします。新しいゴルフクラブが欲しいんじゃなくて、そのクラブでナイスショットしている自分の未来が欲しいはずです。

つまり、「その商品やサービスを利用するともたらされるもの」をきちんとホームページで伝えることと、「その商品やサービスを利用したお客様の未来」をきちんとイメージさせることが大事なんですね。これが出来ると反応が倍以上変わってくると思いますよ。

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