最後に選ばせる

本日は4社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「上位表示」についてのお話になりました。なんでも、あるキーワードで大きな会社とか有名企業が上位に表示されることが増えてきた…というお話でした。確かに大きな会社などはSEOの対策自体に多大な費用をかけられますから、そういったところに力点を置いている企業は上位に来るかもしれませんね。

ただその上位にくる会社があまりお勧めできないというか、顧客の方を向いていない会社ばかりだそうで、こちらのお客様はそういった点を危惧されていました。

ただ、そんなに心配しなくても、こういった情報を探す人の目も肥えて来ています。今はネット全盛の時代で何かあればすぐに「検索、検索」ですし、本当に大事なものを探す場合にはとにかく隅から隅まで情報を探して「取捨択一」をしていきます。たくさんの検索結果から自分にあてはまる候補をいくつも残して、そしてその中から選別をして「どこで買うか」「どこに頼むか」を決断するんですね。

候補に挙げてもらうために、しっかりと色々なキーワードで検索上位に表示されるようにしておくことも大切ですが、でもそれよりも何よりも選別に「残って」最後に「選んでもらう」ことが一番大事になってくるわけです。昨日の「SEOよりCVR」という記事でも似たような事を述べていますが…。

ユーザーもバカではありません。そこに書いてあることが、本音なのか上っ面だけなのかなんてのはすぐ見抜かれます。そしてそこに「お願いしたい」と思うかどうかは、ホームページの内容が心に響くかどうかなんです。ただ上位に表示させるだけでは意味が無くて、大切なのは「中身」であり、いかに見ている人の心に響かせるかってことです。

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