ページエクスペリエンスシグナル

6月に「ページエクスペリエンスシグナル」というアルゴリズムが導入されますが、また大幅な順位変動が起こることが予測されます。弊社では先駆けて対応をしていますが、特に「コアウェブバイタル」と呼ばれる要素が重要になってくるようです。(実際にはふたを開けてみなければわかりませんが…。)

で、この「コアウェブバイタル」って何かと言いますと…要は「速度」に関する指標のようです。具体的に言いますと、「読み込み速度」「応答速度」「レイアウト移動量」の3点が重要になってきそうです。

「読み込み速度」の指標は今までもありましたが、ページがどれだけの早さで表示されるかってことです。これはサーバーなどの応答速度もそうですが、それよりもページの速度最適化ですね…画像はもちろん、構造上も「速く表示」されるようになっていなければいけません。

「応答速度」というのは、訪問者が何かアクションを起こした時、次に操作できるようになるまでの時間のことです。ボタンやリンクをクリックした後の、応答待ち時間のことになります。まぁ、これはよほどのことがない限りすぐに応答するはずですが、変なスクリプトが間に入っている場合は注意が必要です。

「レイアウト移動量」ってのは、読み込み中にページレイアウトのズレが出ないかって指標です。読み込み中にレイアウトが動いてしまって、訪問者が違うところをクリックしてしまわないようにという配慮ですね。ズレまくりながら読み込まれるページになっている場合は要注意です。

今回正式にこれらの要素がアルゴリズムに反映されるということで紹介しましたが、これらの対策は実は基礎中の基礎(やっていて当たり前)の対策なんですよね…。ですから、もし当てはまるようなものがあったら早急に直した方がいいですし、SEOにおいては何をおいても「コンテンツの質」が一番です。そこを見誤らないようにしなければいけませんよ。

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