義母のこと(その1)

義母についてのお話を少し…。義母は元々病気(膠原病)を抱えてまして、定期的に透析に通わなければいけないような身体でした。で、ある時「心臓のバイパス手術が必要」ということで、手術のために入院したんです。2000年8月のことです。

僕らが結婚したのが1999年7月なんで、結婚して1年後くらいの話ですね。まだ息子も生まれる前の話です。その時はちょうど僕が運転して義母を病院まで送り届けました。いつも通り何の問題もなくすごく元気で、義母自身も「ちょっと行ってくるね」くらいの感覚でした。

確か手術した次の日だったと思いますが…妻の姉妹から連絡がありました。容体が急変したと…正直「えっ?」って思いましたね。そんな兆候は全くありませんでしたし、そんなに難しい手術とも聞いてませんでしたから。

結局そのまま帰らぬ人となってしまいましたが、その時の妻の気持ちは計り知ることが出来ません。実の母が亡くなった時の悲しさの重みは、その人しかわかり得ないと思うからです。(もちろん僕も悲しかったですが、到底その比ではないかと…。)

せめて、うちの息子に一目会わせたかったな…と今でもつくづく思います。本当に早すぎるお別れでした。

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