意図を読む

SEOの営業メールが来ました。「記事を自動生成するようなシステムを利用しませんか?」というような内容で、サンプルを見ましたけど、文章にはなっているものの関連する文章の寄せ集めというか支離滅裂な内容でした。

実はこういうバイトがあります。「○○というキーワードに関する文章を書いて下さい」というものですが、そういう文章を寄せ集めて記事を作成している業者もあるんですよね。(ちょっと前まではロボットがweb上の関連する文章をコピペして集めてましたけど、まぁそれよりは若干マシなんでしょうね…。)

でも、この会社はSEOの本質というものを見誤っています。確かに最近の検索エンジンは情報量が多い=ページボリュームやコンテンツボリューム、そしてサイトボリュームが多いということ好んでいます。でも、大事なのは「量」じゃなくて「質」なんです。

どうでもいい情報が羅列してあるページなんて誰が見ますでしょうか?いや、それよりも寄せ集めの文章=何を言いたいのか分からない内容でどうやって反応を取っていくんでしょう?まぁ、そもそもこんな記事じゃあ上位表示できませんけど…。

それに、本当に大切なのは「キーワード」でもないんです。最も大事なポイントは「検索意図を理解したコンテンツ」になっているかどうかってこと…つまり、いかにお客様の欲しい情報を提供できているかどうかってことなんです。SEOだけに目が行き過ぎてもダメで、「どう伝えるか」「きちんと伝わるか」「行動してもらえるか」って視点が大事ってことです。

ホームページに求められるものは情報ですが、そこに「欲しい情報」がなければお客様は去ってしまいます。ほとんどのお客様は何か問題があって情報を探しているはずですから、自社の製品やサービスを用いた解決方法をきちんと提示してあげるといいと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。