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2005年06月21日

●精神が路頭に迷う

「路頭に迷う」とはどういう意味なのでしょうか?広辞苑によれば、「生活の手段を失って困窮する」とあります。本当の意味で路頭に迷っている人というのは、今の日本の福祉制度の中では、限られた数しか存在しないのではないでしょうか?

いくら不況といっても仕事を選ばなければ、いくらでも仕事はありますし、最低限食べていく事も出来るでしょう。(基本的な問題は日本人が贅沢になってしまった事だと思いますが…。)

ただ、精神的に路頭に迷っている人はたくさんいると思います。


挑戦意欲を失った会社や自転車操業の会社の一員として、夢もなく働いている事は精神的に路頭に迷っている状態と言えます。

実際問題、僕もそのような状態を経験しました。いつ倒産してもおかしくない会社の中で自転車操業的な業務を繰り返し、日々、倒産の宣告におびえながら最低限の賃金だけを得ていました。もちろん夢も希望もありません。精神が路頭に迷っていたんだと思います。

幸いな事に、挑戦意欲を失ってはいませんでしたので、ネットでの起業に望みを託し、日々アイデアを考えました。その中でこれはと思えるアイデアを考え出し、今度はその実現に向けて必要なスキルを磨きました。

このような状態はもはや精神的に路頭に迷っているとは言いません。カッコイイ言葉でいうと、精神が挑戦しているとでも言いましょうか?^_^;


精神が路頭に迷っている人は、自分では気付きにくいです。しかし、夢や希望をもっているかどうか自問自答すればすぐわかります。人生をあきらめている人、生活のために仕事をしている人も精神が路頭に迷っています。早く、精神に道案内をし、道筋をつけてあげて下さい。(かと言って安易に起業を勧めているわけではありませんのでお間違えなく。^_^;





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