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2005年07月21日

●2つの問題

「問題」には2種類あります。

ひとつは、向こうから具体的なカタチでやってくるもの。もうひとつは、自分で問題を作って自発的に取り組むもの。

向こうから具体的なカタチでやってくる問題は、既に起きている問題です。例えば納期に間に合わない、ミスしてしまった、出来ない事を出来ると言ってしまった…等々。

このような問題は防ぐ事が叶わなかった問題ですから、今度はその対処を考えないといけません。既に起こってしまった問題に対する対処ほど嫌なものはありません。ストレスもたまります。

では、自分で問題を作るとはどういうことでしょうか?


問題とは、障害や目標と言い換える事も出来ます。

例えば、将来絶対に成功する、幸せになる…という願望を持った時、願望だけで終わらせず「なると決める」「やると決める」事が自分で問題を作るという事です。

これは実に楽しい。なぜならば問題を一つ一つ解決していく事が、自分の願望に一つ一つ近づく事になるからです。

「理想」から「現実」を引いたものが「問題」です。言い換えるならば「問題」が0になった時には理想が現実化しているのです。


向こうから具体的なカタチでやってくる問題は、自分が問題に追い詰められている状態です。逆に自分で作る問題は、自分が問題を追い詰めている状態です。追い詰めると言う事は次から次へ対策を考えていくという事につながります。問題が起きてから対処していたのでは遅いんです。追い詰められた状態では選択肢もありません。問題は追い詰めてこそベストな解決を図る事が出来ます。

あなたは楽しく問題解決していますか?問題に押しつぶされていませんか?





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