●気付くか気付かないか
「細かい所に気付く」…これは重要な事です。そして「細かな事まで手を抜かない」…これも重要な事です。
細かい所に気がつく人は常にアンテナを立てています、そして色々な事に気を使い、細かい事に気を配っています。細かい所に気がつける人ほど物事の機微に敏感ですし、ちょっとした反応を見逃しません。つまりはお客様の心の動きに敏感なのです。
そして細かな事まで手を抜かない人は、些細な事まで気にかけます。常にお客様に気持ちよくなってもらうために、お客様の気持ちで物事を考えます。昔からマメな人ほど異性にもてるように、マメな人ほどお客様にも愛されるのです。
細かい所に気付くか気付かないかは、小さな事のようで実は大きな違いを生みます。これは、ビジネス視点で物事を見ているかどうかによっても違いますし、気付いただけで終わるか、気付きを生かそうとするかよっても違います。手を抜けばお客様はそれだけの反応しかしません。逆に手をかければかけるだけ反応が返ってくるのがお客様です。
世の中には意外と手抜きが多いです。何故ならみんな楽がしたいから、深く考えたくないから…。でも、本当に反応を取りたいのであれば手抜きなんていうのは問題外です。楽して設けられる手段なんて無いんです。
もしあなたの商材やサービスに大きな特徴が無いのであれば、この「手を抜いていない」という事もひとつの特徴になります。そしてあなた自身の信頼性を高めるのにも役立ちます。手抜きをしている同業他社との差別化にもなるかもしれません。ただ、そのためには相当の努力と手間が必要です。軌道に乗るまででいいので、四六時中あなたのビジネスの事を考える必要があります。（そのうちに自然と全ての事をビジネス視点で捉えるようになりますけどね…。）
まずは細かな事に「気付く」事、そして細かな事まで「手を抜かない」事…実践してみて下さい。
| << 前の記事（恵那だ象） | 次の記事（情報を出すか隠すか）>> |
コメント
「マメな人ほど異性に持てる・・・。」
わかりやすい表現ですね。
あらためて細かなところまで「情熱」を注いでいきたいと思いました。。
Posted by: エルパッションFC山田 | 2006年05月13日 12:24
お客様が気付かないくらい細かな所まで手を抜かなければ、お客様がそれに気付いた時それは「感動」に変わります。
地道な努力は必ず実を結びますので、手を抜かない事が大切ですね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2006年05月13日 12:47