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2006年05月26日

●自分の力と他人の力

経営者の必要な能力のひとつに「他人の力を上手に使う」というものがあります。何から何まで全て自分でやろうとせず、専門外の事は専門家に任せてしまえばいいのです。

でも起業家はこれがなかなかできない。なんでもかんでも自分でやろうとしてしまうんですね。…でも自分一人でできる事には限界があります。そして何より時間は有限です。

自分で全てをこなそうとする人は、結局はうまくいきません。


会社をつぶさずに運営し右肩上がりの成長を成し遂げるには、起業家から経営者になる必要があります。そして経営者というのは何でも自分でしようとしてはいけません。

自分ひとりで全て成し遂げてしまうと、自分自身の時間が減ってしまいます。経営者として本当にすべき事に時間が割けなくなってしまうんです。経営者の役割は、突き詰めて言うと「会社を存続させる事」です。そこに力を注ぐべき。

そして何でもやってしまう経営者の下では部下が育ちません。部下が育たないという事は、何かあった時に代わりがいないという事になります。誰か一人でも欠けたら会社が回っていかないような仕組みは作るべきではありません。

他人を上手に使えるかどうかの境目は、自分自身の事をしっかりと把握できているかどうかです。自分ができない事、そして自分でなくてもいい事が何か把握できているかどうかですね。

弱みを強みに変えるには「他人の力」を上手に使うしかありません。あなたは自分の弱みを把握していますか?そして、それを人に任せる事ができますか?

自分だけの力には限界がある…これを肝に銘じておいて下さい。





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