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2006年06月04日

●ゲームと現実

最近はホント起業がもてはやされていますね。単に楽そうだとか、カッコがいいとか、社長になりたいとか、そういう表面的な事で起業を夢見てる人も多いようです。現実はそんなに甘いもんではないんですけども…。

ビックリしたのはゲームでも起業ゲームが出ている事です。ビジネスゲームと言いましょうか、もしかしたらマネーゲームに近いのかもしれませんけど、やった事がないのでわかりません。中には本当の起業と同じような体験ができる、段階を踏んだ構成のゲームもあるようです。

でもゲームはあくまでゲーム。空想の中の話でしかありません。


全く同じ手順を踏んで起業を進めていくとしても、何が一番違うと思います?…それは緊張感。そして、実際の体験と言う財産です。

実際の会社運営にはたくさん泥臭い面があります。明日のお金を心配して不安になる事もあります。社員への責任感や、事業を進める上での危機感もあるでしょう。こういった起業の苦しさ、そして楽しさはゲームでは感じる事ができません。現実の事ではないので、どこか冷めた目で見てしまうんですよね。

起業するとたくさんのリスクに出会います。リスクを負うのが怖い方は起業すべきではありません。ただ、そういう人はリスクの先にある楽しさ、面白さを永遠に体験できませんけどね。起業にリスクはつきものですのでリスクと上手に付き合って行く事が大切です。そしてそれは経験の中でしか学んでいく方法がありません。

国も会社法の改正やDreamGateなどで起業を後押ししていますが、安易な起業を勧めるのではなく、起業という選択をしなくても「夢」を見る事が出来る社会を作る事の方が大切ではないでしょうか?





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