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2006年06月20日

●Googleの動向

最近のGoogleは人海戦術を多用しているようです。Googleといえばロボット検索の代名詞的存在でした。ロボットにWEB上を巡回させて自動的にサイトを登録していました。

対してYahooは未だにディレクトリ登録では人海戦術を用いています。ロボットにだけ頼ると、有意義なサイトも無意味なサイトもごちゃまぜに登録されるので、その判別はアルゴリズムを用いるしか方法がありません。でも、人の目を介して登録する人海戦術では登録時にそれを判別する事ができます。

これはどちらが良いというものではありません。ただ、ここ最近のGoogleの動向は変わってきているようです。


今Googleでは、人海戦術で有意義なサイトと無意味なサイトを分けています。そして無意味なサイトにはペナルティを課し、表示順位を下げています。

以前はこれをアルゴリズム(プログラム)でやっていました。でも追いつかなくなってきたんですね…。SEOスパムのようなものも流行ってしまったので、人の目で判断するしか方法がなくなったようです。

…で、どんな判断基準かと言いますと、「fat」か「thin」かという事らしいです。「fat」は文字通り太っているサイト…つまり情報が盛り沢山のサイトと言う事です。反して「thin」とは薄っぺらいサイト…商品を並べただけのアフィリエイトサイトとかですね。

ページ数は関係ありません。あくまで中身が重要です。…まぁ当たり前の事なんですけどね。それだけどうでもいいサイトが横行しちゃってるんですね。

しかも、Google は密告も奨励しています。検索結果におかしなものが出てきたら知らせて欲しいと言うものですが、当然これも人の目で判別します。こうして、どんどん検索結果がより良いものになっていくんですね。もはやテクニックだけのSEOやスパムSEOなんてものは通用しないわけです。

順位が下がるだけなら取り返しもつきますが、ブラックリストに載ってGoogleから削除されると厄介です。簡単には復活できません。

あなたのサイトは大丈夫ですか?おかしなテクニックに頼らず、きちんと中身あるサイトを作る事がSEO的にも有利です。検索エンジンに上位表示される事だけが全てではありません。目的を見誤らないようにして下さいね。





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