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2006年06月25日

●自信と過信

何事をするにしても自分に自信を持つ事は大切です。自分を信じる事ができない人に、自分の道を歩く事はできません。でも「自信」と「過信」を勘違いしている人も多い…。自信と過信は似ているようで、内容には天と地ほどの差があります。

「自信」とは、自分自身を信じる事。自分を信じる事によって、努力して道を切り開く事ができます。そして自信を持てば持つほど次のステージを目指し、自分自身を成長させようと努力します。そして、自分自身が成長する事は次の自信に繋がります。

「過信」とは、自分自身を過剰評価する事。過剰評価ですので実際にはそこまでの能力はありません。過信は自分自身を怠けさせますので、努力せずに手を抜こうとします。努力しなくても出来ると思い込んでしまう事が問題なのですが、当然次のステージには辿り着けません。


要は、自信とは「実体験」に基づき、「過信」とは「仮想体験」に基づいているんです。当然、人間的に大きく成長できるのは自分自身の体験を持っている人…何事も自分が経験した事ほど強いものはありません。

例えそれが、誰かにとって「信じられない事」でも、それを経験した者にとっては「真実」なんです。そして真実を知っている人は強い…。真実は心の支えになります。

本を100冊読むのは「自信」には繋がりません。でも1つの行動は「自信」に繋がります。「過信」はひとつも要りませんが、「自信」は多ければ多いほど成長できます。

過信は「自惚れ」とも言えますが、「プライドを捨ててプライドを持つ」事が大切なのです。





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