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2007年05月06日

●常識=非常識

人は自分の都合の良いように解釈をしようとします。なのでホームページの文章(ライティング)には細心の注意を払う必要があります。

あなたの常識は他の人にとっての非常識かもしれませんし、あなたの非常識は他の人にとっての常識かもしれません。何が正しくて何が間違っているのかなんて、自分の頭の中だけで完結させてはいけないのです。

…分かり難いですね。有名な話ですが、少し例を挙げたいと思います。


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ある日、新聞の広告欄に「子犬が生まれましたので犬あげます。かわいがってくれるやさしい飼い主の方希望。」と出ていました。ちょうど子どもが犬を欲しがっていたある家族が、この新聞を見てすぐに電話しました。広告を出された方はとても気さくないい人で、犬をもらってくれる事に多大の感謝をされました。

ペットの回送サービスをしている会社があるらしく、そこに頼むので日曜日の午後は家にいて欲しいとお願いをされました。回送料金も先方が払ってくれるとの事でした。子供たちは日曜日が待ち遠しいらしく「早く日曜日にならないかな?」というような事をしきりに口にします。

さて待望の日曜日。お昼ご飯を済ませてくつろいでいると玄関のチャイムがなりました。回送サービス会社に○○さんですか?と確認された後、荷台に犬を連れに行きました。子供達は玄関先でおおはしゃぎ。…しかし、次に回送サービス会社が犬を連れて現れた時、家族全員絶句しました。

回送会社の人が連れてきた犬は子犬ではなく、ボロボロのさびれた親犬の方だったのです。
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これは勘違いの最たる例です。犬をあげる人は子犬をあげるとは一言も言っていません。この広告を見た人は「自分の常識」だけで判断してしまっているのです。まぁ、ここまで異常な事態が起こる事はほとんど無いですが、実はこのように「自分にとって常識であっても、他の人には常識でない」事が往々として起こるのです。

特にネットではこれが顕著に現れます。なぜならば文字と画像でしか説明できないからです。実際に見て触ってもらうのとはどうしても差=勘違いが出ます。上記の例のように、人は自分にとって都合の良い風に解釈をしがちですし…。

なので説明というものは詳しければ詳しいほど良いのですが、読んでもらえなければ結局意味がありません。そしてどうしても各個人のイメージ(認識)と差は出ます。今後3Dの動画が主流になってきたとしても、人は自分に都合の悪い事は見ようともしないのです。

解釈の違いはきっと無くならないでしょう。そこの差をいかに埋める事ができるか…これは顧客満足度に結びつく大事なポイントなのです。





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