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2007年12月05日

●家業と企業

家業と企業との一番大きな差は何だと思いますか?答えはスタッフです。従業員を雇い、仕事を与え、任せる…これができるのが企業です。対して家業ではなんでもかんでも自分でやろうとしてしまうので、最後には疲れてしまいます。

ビジネスが拡大すればするほどスタッフが必要になってきます。そして優秀なスタッフの質を確保する事が、一番の課題となってくるのです。


家業から企業へ転換する時期には必ずこの問題点が現れます。それを見越して準備をしていなければ、急にはこの問題には対処できません。ここが大きな分岐点です。

起業家と企業家…読み方は同じですが、中身は大きく違います。すなわち、家業と企業なのです。初めの一歩は「起業」で踏み出すにしても、いつかは「企業」を目指していかなくてはいけません。これは、事業の拡大に関わらずです。小さな規模でも同じ問題は発生します。

始まりは小さく、また小回りが聞いた方がいいでしょう。でもいつかは手が足らなくなります。そんな家業から企業への転換時に対応できるかどうか…これがステージをひとつ上がるかどうかの境目となります。





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