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2008年01月21日

●太い柱より細い柱

事業を安定的に成長させていくためには複数の柱が必要になります。1本の大きな柱に頼っていては、その柱が無くなった時点であなたの会社も終わってしまいます。でも複数の柱があればなんとか持ちこたえる事も出来るでしょう。

できれば、太い柱を2、3本より、細い柱でいいので何十本も持った方がいいです。今の時代は不安定で、何が起こるかわかりません。一寸先は闇なのです。だからこそリスクは細分化すべき。


大きな柱は大きな収入をもたらします。でもそれは危うい収入です。例えば1本の柱から10万の収入が発生するとしても、もしその柱がなくなれば収入は0になります。それよりも1万の収入がある柱を10本作った方がいいんです。収入は一緒でリスクを細分化する事が出来ますから。

又、できれば同じ業界に柱を集中させない方がいいです。その業界が不況の時でも他の業界は影響を受けていないと言う事も多々ありますし、事業にはどうしても波がつきものです。そしてその波の周期はそれぞれで違いますので、できれば収入源の柱も色々な所に分散させた方が景気や波の影響を受けにくくなり、よりリスクの細分化になります。

これからの時代、大きな元請は必要ではありません。そういう時代は終わったんです。もちろん柱の一つとしてあるのはいいですよ。でも依存すべきではありません。これからは細かい小さな柱を複数持つ事が重要になってくると思います。

一度あなたの事業の柱を見直してみて下さい。数本の大きな柱に依存していたら要注意です。





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