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2010年11月30日

●逆接

ビジネスも人生も選択の連続です。通常は今までの経験や知識をフル活用して選択肢を選んでいくわけですが、その判断が正しいかどうかは誰にも分かりません。選ばなかった未来は誰にも見る事が出来ないからです。だからこそ、僕たちは自分の選んだ判断が「正しいもの」と信じて前に進み続けるしかないのです。

でも、判断に迷う場合ってありますよね。人の意見に頼る場合もあります。人に意見を求める場合は、通常多数ある意見の方を選びがちですが、時には少数意見の方を参考にした方がいいケースというのもあります。


多数を占める意見というのは、だいたいにおいて「常識的な意見」です。でも、ビジネスの現場では「異端」というか、「非常識」が求められる事も多いのです。特にこれから道を作る場合や、成熟産業に進出する場合、シェアを奪おうとしている場合なんかは、「非常識」という事がとても大切になります。常識的に先行者と同じ事をしてたって勝てませんから。

弊社のお客様(起業家)にも居ますが、起業するにあたってビジネスプランをたくさんの人に聞いてもらった所、「それじゃダメだ」「それでは食っていけない」という否定的な意見が多数を占めたからこそ起業した人がいるんです。もし肯定的な意見ばかりだったら起業しなかったと言っていました。これこそ逆接の考え方です。

多くの人に「無理」と言われても、そこで諦めず「無理」じゃなくなるような工夫をすればいいんです。それが道を切り開くって事ですし、何かを生み出す考え方です。たまには「非常識」な選択をしてみても面白いかもしれませんね。





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