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2011年11月21日

●興味を持たす

弊社では毎週月曜日に社内会議をしています。で、その中では仕事以外の話もするんですけど、今日は片腕である川島と子供の学習塾の話になりました。

勉強でもわかるようになると楽しいので、「できる喜び」をうまく伝えられるといいなという話になったんですが、確かにそれはその通りです。勉強だけに限らず「知る楽しみ」や「理解する楽しみ」っていうのは人だけに与えられた特権ですが、それに気付いているのといないのでは天と地ほどの差が出ます。

ただ、これもやはり「興味」があっての事なんですよね。興味があるから知る楽しみが出てくる…興味が無いものをいくら知って理解したとしても、それほど楽しみは感じられません。そういう意味では、まずは「いかに興味を持ってもらうか」という話になります。


で、冒頭の学習塾の話になるんですが、うちの息子が今無料体験に行っている学習塾では、パソコンでの学習と紙での学習を融合させたような学習法を用いているんです。で、そのパソコンのシステム(ソフト)が結構良く出来ていて、要はゲーム風になっているんですよね。

学習を進ませれば進ませるほど、部屋の装飾が出来たり何かの卵が孵ったり、何かを成長させられたり新しいアイテムが買えたり…要は遊んでいるようで勉強しているという形を用いているんですね。

これ結構うまいなと思いました。小学生でも高学年くらいにならないとなかなか「学習に興味を持つ」事は難しいと思うんですが、このシステムではまず「興味を持たせる」という事に成功しています。実際の学習効果のほどは分かりませんが、それでも最初の「興味を持たす」事が一番難しい壁ですから、興味さえ持ってしまえば後はどうとでもなると思うんですよね。

先日弊社のお客様との会話の中でも話題が出たんですが、子供の学習は「学習するクセをつける」事も重要だと思います。そういう意味では、こういった「あそび」のようなシステムでも結構有効かなと思っています。まずとっかかりは「いかに知る楽しみを体験させるか」ですから。

実はこれは全てのビジネスに通ずる事でして、どんな商品でもサービスでも「興味を持たす」事が最初の関門になります。なので正攻法だけじゃなく、違った面からのアプローチも考えていくと、又違った反応が得られるかもしれませんね。





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