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2012年03月15日

●第三者の目

先日、あるお客様とお話をしていて「第三者の視点って大事だよね」という話になりました。そのお客様の所には毎回同じ会社からチラシが入るらしいのですが、そのチラシの内容がどう見てもお客様寄りじゃあないんですね。

独りよがりというか、配布する意味が無いというか、配れば配った分だけその会社が損するようなチラシなんです。もったいない…。


チラシを配る事が目的になってしまっていて、何のためにチラシを配るのかが見えていないとも言えますが、一番の問題はそれに「気付いていない」って点なんです。チラシに限らず何でもそうですが、自分ひとりの考えだけではいつか行き詰まります。もちろん最終判断は自分がする必要はありますが、そこに至るまでには色々な意見を参考にした方がいいです。つまり積極的に第三者の視点を取り入れるって事ですね。

自分で気が付いていないだけで、目の前の事だけしか見えていない人って意外と多いんです。あと、業界の当たり前が世間の当たり前だと勘違いしている人も多いですね。自分の「当たり前」は他の人にとっての「当たり前」じゃないんです。だからこそ周囲の意見っていうのが大事になってきます。自分の考えだけで凝り固まらずに、できればその業界の事を何も知らない人からの視点も取り入れつつ、俯瞰してモノゴトを眺めるような癖をつけると視野がかなり広まります。

一番怖いのは、間違っている事を信じて延々と続ける事…こうならないためにも第三者からの意見を常に取り入れる体制を作っておきたいですね。





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