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2014年04月04日

●人として

先日あるお客様と「新入社員」についての話になりました。最近の若い子っていうのは、「常識が無い」子も多いらしいですね。上司に「きちんと挨拶をするように」と言われたら「上司の力を利用したパワハラだ、訴える」ってな感じらしいです。

なんでも就業規則に「挨拶」が含まれていないから仕事ではないという認識らしいんですが、そうしてこんな子たちが出てきてしまうんでしょうね…。そもそも挨拶なんてのは礼儀の部分です。仕事以前に「人」としての基本的な部分です。なんでそこがわからないんでしょうか…。


そんなこんなで、会社に入ってもすぐに辞めてしまう子も多いらしいですが、確かに最近「権利」ばかりを主張する人が目立つような気がします。でも、「義務」をきちんと果たさずに「権利」ばかりを主張してはいけないと思うんですね。まぁ義務の対価が権利ってわけでもないんで難しい問題なんですが、要は自分の事だけしか考えず他人を思いやらないのはダメって事ですね。

もちろん「権利」は大事です。認められてしかるべきものですが、あまりに「権利」ばかりを主張しすぎちゃってもダメです。その「権利」を主張するために自分が何を成したのか、そして成すべきなのか、又「人」としてどうなのか…そのあたりに頭がまわらない人が多いような気がします。

「権利」を主張するなら、自分の行動にきちんと責任を持たなくてはいけません。そして、そもそもが「人としてどうか」という視点で考える事が出来れば、自ずと答えが出てくると思います。





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