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2005年07月28日

●会社人間と仕事人間

なんか最近周囲でも起業する人が増えています。安易な起業はオススメしませんが、起業する人は好感が持てます。

何故かって?

自分の人生を見つめ直して、自分自身の道を歩もうとしているからです。

起業するという事は会社を抜けるという事なので、決められたルール、道筋から外れるという事です。サラリーマン生活に決別しなければいけません。サラリーマンというのは非常に楽な職種です。一生懸命働いてもこっそりサボっていても毎月の給料は変わりません。そして毎月の賃金が保証されています。

多くの人は給料をもらうためだけに仕事をしています。先を見つめている人にとってはスキルアップの手段であるかもしれませんが、ほとんどの人にとっては生きていくための手段でしかないでしょう。

会社というのは手段です。他にも会社はたくさんありますし会社に属さない生き方もあります。会社はひとつの選択肢でしかありません。


ただ、起業するにしてもしないにしてもこれから自分の人生を生きていくために肝に銘じておいて欲しい事があります。それは「会社人間」じゃなくて「仕事人間」になって欲しいって事。

会社は何も守ってくれません。いきなり解雇を言い渡すかもしれません。何かあっても1人の社員よりも組織を守ろうとします。あなたは会社の歯車のひとつにしか過ぎないのです。

上司に媚売ったり、ゴマすったり、出世する事ばかりを重視している会社人間は、会社に裏切られたらおしまいです。反して、仕事に誇りを持ち、自分自身のスキルを磨き、自分に自信を持っている仕事人間は、他の会社に行っても通用します。場合によってはスキルを生かして自分でやっていく道もあるでしょう。


先にも述べましたが安易な起業はオススメしていません。でも、成功しようと思ったら会社に仕えていては難しいのかもしれません。あなたがすごく頑張ってあなたの会社(仕事)が成功したとしても、あなたは歯車のひとつに過ぎません。同じ頑張りなら、報われる頑張りの方が意欲が沸くと思いませんか?

成功する人はほんの一握りですが、成功者と呼ばれる人には会社から飛び出した人、会社に属する事を嫌った人が多いようです。起業するという事は自分という会社の舵取りをするという事でもあります。「自分株式会社」を自分の判断で運営していかなければなりません。やりがいはあります。ただし良い事も悪い事もリターンが大きいです。

会社という鎖から解き放たれてみると世界が極端に広がります。これは起業した人しかわからない感覚ですけどね…。





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