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2005年12月04日

●想定外

想定外という言葉が今年の流行語大賞を取ったようですが、なかなか人間は思ったとおりに動きません。だから想定外の動きをした時の事も考えておかないといけません。想定内にするって事ですね。

伊丹さんのブログで面白い話がありました。なかなか興味深い話でしたので、皆様にシュア致します。


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北風と太陽というイソップ物語はご存知ですよね。

あるとき、北風と太陽が、道行く旅人のマントを脱がそうと競うことになりました。

まず、北風さんです。
旅人に向かって、ピューっと強く風を吹かして、マントを飛ばそうとしました。
しかし、旅人は、マントを飛ばされないように、強く握り締めたので、マントを脱がせることができませんでした。

次ぎに、太陽さんです。
旅人に向かって、暖かい陽を浴びせました。旅人は暑くなってきて、マントに手をかけて・・・・

結論はこうなるんです。
旅人は、太陽に向かって言いました。

「太陽さん、そうしてポカポカ暖めて、私のコートを脱がそうとしているんでしょ。見え透いてますよ。残念ながら、私はあなたの思い通りにはなりませんよ。」

つまり、北風も太陽も相手を変えようとしていたんですね
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※上記伊丹さんのブログより引用。

こんな続きがあったなんて知ってました?でもこの方が自然と言うか、童話じゃなくて現実味を帯びた話になります。これでこそ「人間」って感じがしますよね。


当然ホームページでもある程度の動きを予測し、導線を構築するわけですが、なかなか意図した通りには動いてくれないのが人間です。そのためには、どんな想定外の行動を取ろうとも対処できるように構築しておかなければいけません。そして、どこをどう経由しようとも最終的に目標とするページにたどり着くように仕掛けておかなければいけません。

相手をいかに変えようとしても無理なんです。自我がありますから。相手の動きをいかに予測しても限界があるんです。人間ですから。

それならば自身やホームページが変わらなければいけません。当然全ての人に完全に合わせる事は不可能です。なのでターゲッティングをしっかりとして、少なくとも狙いを定めた人には訴えを聞いてもらえるようにしておかなくてはいけません。

そして道を作っておいてもその道を通ってくれるかどうか分からないのが人間です。色々な人間が居ますから…。なので、例え少し道をはずれたとしても、自然と元の大きな道に戻してあげるような仕組みも必要です。

あなたは「あなた」や「あなたのホームページ」をお客様に押し付けていませんか?





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コメント

>高橋さん

この「北風と太陽」の解釈の方が、面白いですね。

早速、私の記事に加筆しました(笑)。

ありがとうございます。

記事で紹介して頂いてありがとうございます。

「北風と太陽」はいろいろな事を考えさせられますよね。

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