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2006年02月22日

●人を覚える

今日は午前中に春日井のお客様へ、午後からは新規のお客様を訪問してきました。工作機械が並ぶ工場内があまりにもキレイでビックリ。しかも植物が所狭しと並んでいます。社長の方針だと思いますが素晴らしい工場だと思いました。

事務所に戻った後、あまりにも髪がボサボサだったので床屋へ行ってきました。美容院じゃないところがミソです。

昔行っていた床屋に5年ぶりくらいに行ったんです。そしたらちゃんと僕の事を覚えていて「久しぶりだね〜」と声をかけてくれました。だいぶ昔の事なのに覚えていてくれるって嬉しいですね。しかもそこのスタッフ両名とも僕の事を覚えてました。スゴイ。

僕自身あまり人の顔を覚えるのが得意でないので、顔が覚えられる人って尊敬します。…でも「高橋征宏君ってさー…」には参りました。30過ぎのおっさんを捕まえて「君」はちと恥ずかしい…。^_^;


「人を覚える」…これもサービスの一環だと思います。記憶力の問題ではありません。どこまでお客様の事を親密に扱っているか、どこまでお客様の事をわかろうとしているか、そういう努力の現われだと思います。

わかっていてもなかなかできない…でも客商売では基本的な事なんですよね。これができるお店とできないお店とでは天と地ほどの差があります。実際のお店だけじゃありません。ホームページだってそうですよ。

ホームページでは実際に顔をあわせるわけではありません。だからこそ、顧客管理が重要になってきます。順調にネットで商売をしていると、あなたにファンがついてリピーターも増えてくるでしょう。

その時に、毎回初めての人と接するように同じように接するか、2回目3回目のお客様は接し方を変えるかでお客様の印象が変わってきます。お客様が増えれば増えるほどおろそかになりがちな対応ですが、こういった基礎的な部分を大事にしたいですね。

良い意味で期待を裏切る」という記事でも書いていますが、要はお客様に予想外の感動を与えるって事が重要なんです。いくら丁寧な接客でも毎回同じでは慣れてしまいます。慣れは感動を殺します。例えそれがいくらすばらしいものでも。

いつまでたっても「感動」を与え続けられるような会社でいたいものですね。





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コメント

聞いた話で、久しぶりの飲食店に入った時に「いらっしゃい」と言われるより「あっ、いらっしゃい」と言われた方が、お客さんは心地いいらしいです。
「あっ」の一言で「私のことを覚えていてくれたんだ」という心理が働くそうです。
普段の何気ない一言でも「この店なら」「この人に」と思うことってありますよね。

僕だけじゃないと思いますが、気に入った店って行きつけにする事が多いと思うんです。それは「永遠のリピーター」の確保ですから、お客様に対する対応というか愛情が大切ですね。

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