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2006年04月28日

●Googleを追うYahoo

最近のYahooは迷走状態ですね。2005年10月にYSTを導入してから、アルゴリズムをいじり続けています。…というよりデータサーバーが不安定という言い方をした方がいいかもしれません。つまり、検索結果がとてつもなく不安定な状態が続いているという事です。幸い弊社のお客様では大幅な順位変動は起きておりませんが…。

この事から言えるのは、やはり生き残っていくのは正当なSEOをしっかりと施し、継続的に対処しているサイトだけになるのではないでしょうか?

Googleも昔同じような現象がありました。今は安定してますけど、要は検索エンジン側の試行錯誤の結果がデータサーバーの不安定さに現れているのだと思います。SEOもスパム的な手法であるとか、結束してSEOを施すような手法が横行しましたので、検索エンジン側もそういったサイトを締め出そうという傾向になっています。


つまり、現在Yahooで起こっている変動はGoogleで以前起こった事なんです。YahooはGoogleと同じ道を歩んでいるとしか思えません。かといってGoogleのアルゴリズムは成熟しているかというとそうでもありません。未だ発展途上です。特にGoogleはフィルタという概念を導入し、スパムサイトを完全に閉め出そうとしています。Yahooももしかしたらその方向に動くかもしれませんね。

Googleのフィルターのひとつに時間的概念というものがあります。これは新規サイトの場合に限りますが、新規にドメインを取得した場合、そのドメインに対して約半年は上位表示させないというものです。「エイジングフィルタ」と呼ばれています。

これはいくら正当なSEOを施してもダメです。Googleからの誘導は諦めるしかありません。(幸いこの概念を用いているのは今の所Googleだけですし。)このフィルタの起算日がいつになるのかはまだ調査中です。ドメインを取得した日からなのか、初めてサイトがクロールされた日からなのか、それとも又別の日からか…?

いずれにしてもSEOに頼りっぱなしは危険という事ですね。SEOはアクセスアップの手法の一つでしかありません。そして、「ビジネスは掛け算」という記事でも書きましたが、大切なのはアクセス数よりも反応率。どう反応を取っていくかが重要です。





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