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2006年08月03日

●選べる安心と選べない不安

商品を説明する時に、これはここがオススメで、ここが他の商品と違い、これ以上の商品はありません。買わなきゃ損ですよ…というような勧め方をしていませんか?まぁこれは商品説明だけに特化している事が根本的に間違っているのですが、もうひとつ間違いがあります。

それは選択の自由が無いと言う事。買うか買わないかという自由はありますよ。でもそれは 0 か 100 かでしかありません。他の選択肢がないんですね。


例えば、車を一台もらえるとしましょう。その時、一台の車をそのままもらえるのと、複数の車の中から一台選べるのでは、誰もが後者の方が嬉しいと思います。例え、その複数の車が全部同じ車だったとしても、結果同じ車がもらえるのだとしても、その過程の違いにより、人の感じる意識は異なるのです。

多くの人は少しでも良いものを手に入れようとします。つまり、自分で選択したいんです。自分で選択した事により、あまり好ましくない事態になったとしても、自分の選んだ結果ですから諦めが付くんです。

どんなケースでも人は選ぶ事を好みます。選べるというのは安心感なんです。逆に選ぶ事が出来ないってのは不安なわけです。そして不安な状態では人は絶対に購買行動を起こしません。

だから他の選択肢も与えると、それだけで反応率も高まるんです。どこのレストランでも沢山のメニューを用意していますよね?何かプランを提示する時には少なくても2、3種類のプランは用意します。選択肢が多すぎる事は逆効果ですが、それでも選択肢が無いよりはマシです。

お客様に自分で選ぶ満足感を与える…簡単な事ですが、意外と出来ていないケースも多いです。お客様を気持ちよくさせるためには、このようなちょっとした事も重要なのです。





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