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2006年08月20日

●説得術

お客様と接する機会のある仕事であれば、営業じゃなくても、説得する話術が必要となります。でも、強引に説得する話術じゃダメですよ。きちんと理解させて納得させるような説得術が必要と言う事です。

営業マンの中には騙しのテクニックを用いる人もいます。高等テクニックになると感情の波の揺れ幅を利用する話術もあります。でも、そういったものの中には信頼はありません。騙してなんとなく理解したような気にさせているだけです。感覚を麻痺させて判断能力を奪っているだけです。


そうやって売ったとしてもお客様との良い関係は築けません。逆に、何かあればすぐに敵対関係に変わる脆い関係だと思います。それでは意味が無いどころか、全くの逆効果です。お客様はどんどん逃げていく事でしょう。

人と言うのは、必死な姿を見て助けてあげたいと思います。誠実な姿を見て信じようと思うのです。泥臭くてもいいじゃないですか。必死に話せばきっとわかってくれるお客様はいます。

ポイントは相手の立場になって話すと言う事です。それが相手を納得させる話術を呼び込みます。相手が不利益になると思えば素直に話せばいいんです。隠したっていつかはバレますよ。

売ろうと思ってはいけません。お客様の役に立つもの、利益になるものを勧めているだけだと思って下さい。そこに欲が出てはいけません。売り込み感が出ると人は一気に警戒心を高めます。

売らない事を前提とした営業トーク…一度実践してみて下さい。面白いほど、見えなかった事が見えてくると思いますよ。





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