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2007年05月26日

●イメージさせる

ホームページで反応を出していくためには「文章」や「言葉」が大切であると今までにも何回も言っていますが、その意味を履き違えている人がまだ多いようにも感じます。耳障りの良い言葉、かっこいい言葉、煽り言葉、どこかで聞いたようなキャッチフレーズ…いくら言葉が優れていても、見た人、読んだ人の心に届かなくては意味がありません。

説明文だけでは人は動きません。人が動く文章というものには感情やストーリーが存在します。そして本当に伝えたい事というものは、そういうところにあるものなのです。


反対の事を言うようですが、本当に反応が出るのはイメージです。でもこれは見た目のイメージの事ではありません。心に描いたイメージの事です。言葉だけでお客様を共感させるのは困難ですが、言葉がつむぎだしたイメージをお客様の心の中に描く事ができれば、そこには共感が生まれるのです。

よくホームページやニュースレターなんかで使われる「お客様の声」なんかもそうですよ。お客様の声の表面上の意味は、扱っている商品やサービスの良いところを第三者に述べてもらう…というものです。しかし本質は別にあります。本質は…「その声を読んだ人が、その商品やサービスを購入した後の自分の姿をイメージしやすい」というところにあるのです。

人は自分の「心」を信じて動きます。いや、心に描いたイメージに突き動かされるのです。衝動買いという言葉もありますが、あれは一旦心に描いてしまった購入後の自分のイメージに突き動かされているのです。そして一旦心に描いてしまえば、人はそこに何かしらの理由をつけようとします。もうすぐ誕生日だから、ここのところ仕事頑張ったから…。

かといって「煽り系文章」を勧めているわけではありません。不安を煽るようなやり方は商売の本質では無いからです。煽り系の売り方は一時高い反応が出ますが、長くビジネスを続ける事は出来ません。

一度文章に「魂」がこもっているか確認してみると良いでしょう。単なる説明で終わっていないか、そこに感情やストーリーは存在しているか、はたしてその文章から購買後の姿をイメージする事ができるのか…?

イメージする事が出来ればそれは例え読みにくくても「良い文章」です。あなたの文章は「イメージ」をつむぎだしていますか?





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